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  • 7月21日
  • 読了時間: 10分

更新日:8月2日

この記事でわかること

  • 「持病がある=受けられない」ではない理由

  • 高血圧・糖尿病・甲状腺など体質別の考え方と注意点

  • 主治医への相談で使える具体的な伝え方

  • カウンセリングで伝えるべき情報のチェックリスト

持病があって薬も飲んでいます。インディバに興味はあるけれど、聞いて断られるのが怖くて問い合わせできないままです。

この声は、実際にサロンへ寄せられるご相談のなかでも特に多いものです。そして、お伝えしたいことがひとつあります。「持病がある」という理由だけでインディバをあきらめてしまう方の多くは、実際には施術を受けられる状態にあります。

インディバには確かに禁忌事項があります。ペースメーカーなど体内に電子機器がある方、悪性腫瘍の治療中・既往のある方、血栓症のリスクが高い方などは、安全のため施術をお受けできません。詳しくは インディバが受けられない人・注意すべき禁忌事項 をご覧ください。

ただし、こうした明確な禁忌にあたる方は、ご相談いただく方全体のごく一部です。高血圧、糖尿病、甲状腺疾患、骨粗しょう症、リウマチ、貧血、アトピー性皮膚炎、ホルモン治療中。これらは「禁忌」ではなく「配慮が必要な状態」であり、条件を整えれば安全に施術できるケースが多くあります。この記事では、その線引きと、あなたが次に取るべき具体的な行動をお伝えします。

 

「禁忌」と「要配慮」はまったく別のもの

医療の現場では、施術や治療を行えない状態を「禁忌」と呼びます。これは、行うことで健康被害が生じる可能性が明確にある場合を指し、例外なく避けるべきものです。一方で「要配慮」は、条件を確認し、方法を調整すれば実施できる状態を意味します。この2つは性質がまったく異なります。

ところが、サロンの予約フォームや問診票では、この2つが同じ欄にまとめられていることがほとんどです。「持病のある方はご相談ください」という一文を見て、多くの方が「断られるということだろう」と受け取り、そのまま問い合わせをやめてしまいます。これは非常にもったいないことです。

インディバは、深部加温によって血流とリンパの流れを促す施術です。体を温めるという性質上、循環や代謝に関わる持病をお持ちの方には、状態の確認と出力の調整が必要になります。しかしそれは「できない」ことを意味しません。むしろ、状態を正確に把握した上で施術内容を組み立てられるかどうかが、サロンの専門性そのものです。

 

体質・持病別に見る、実際の考え方

ここからは、ご相談の多い体質・持病について、どのような点に配慮し、どう判断していくのかを具体的にお伝えします。いずれのケースでも共通するのは、「主治医の判断が最優先」であるという点です。

血圧が薬で安定して管理されている場合、施術を受けられるケースが多くあります。インディバによる深部加温は、体の深部をやさしくあたためていきます。この作用自体は循環にとって好ましいものですが、血圧が不安定な時期には体への負担となる可能性があります。

確認していただきたいのは、直近の血圧の数値が安定しているか、そして主治医から運動や入浴について制限を受けていないかという点です。入浴に制限がない方であれば、多くの場合インディバも問題なくお受けいただけます。施術当日は、体調と血圧の状態をお伺いした上で、出力を通常より控えめに設定して始めることもあります。

血糖値が安定している場合は可能なことが多い一方で、糖尿病には特に注意すべき点がひとつあります。それが末梢神経障害です。

糖尿病が進行すると、手足の感覚が鈍くなることがあります。インディバは「心地よい温かさ」を感じながら受けていただく施術で、熱さの感覚が正常であることが安全装置として働いています。感覚が鈍くなっていると、この安全装置が機能しにくくなります。そのため、神経障害の有無を必ず確認し、ある場合は温度を通常より低く設定し、施術者が皮膚の状態を頻繁に確認しながら進めます。

ご自身で「足の感覚が以前より鈍い」「しびれがある」と感じている場合は、必ずカウンセリング時にお伝えください。これは施術を断るための情報ではなく、安全に受けていただくための情報です。

甲状腺の疾患をお持ちの方について、多くの方が「全身どこも受けられない」と思われていますが、これは誤解です。配慮が必要なのは甲状腺そのものがある首の前面であり、体の他の部位への施術は、状態に応じて対応できることが多くあります。

当サロンでは、甲状腺周囲への施術は避けた上で、脚・お腹・背中など目的の部位にアプローチします。脚のむくみやお腹まわりのケアが目的の方であれば、施術内容にほとんど影響はありません。バセドウ病、橋本病など疾患の種類と、現在の治療状況を教えていただければ、施術範囲を具体的にご提案できます。

骨粗しょう症自体は、インディバの禁忌ではありません。インディバは高周波によって体の内側から熱を生み出す施術で、骨に強い物理的な力を加えるものではないためです。

配慮するのは施術時の圧のかけ方です。施術ではハンドピースを肌の上で滑らせますが、骨が突出している部位や関節周辺では圧を弱め、丁寧に扱います。服薬されているお薬の内容と、直近の骨密度検査の結果をお伝えいただければ、より安全な施術計画を立てられます。

リウマチの方については、「時期」がもっとも重要な判断材料になります。炎症が強く出ている急性期には施術をお受けできません。温めることで炎症が悪化する可能性があるためです。

一方、症状が安定している寛解期であれば、関節周囲の血流改善を目的とした施術が可能なこともあります。実際に、こわばりや冷えの緩和を目的にご来店される方もいらっしゃいます。ただし、この判断は必ず主治医の許可を得た上で行ってください。ご自身の体感だけで「今は落ち着いている」と判断するのは避けていただきたい部分です。

軽度の静脈瘤であれば施術可能なことがありますが、静脈瘤そのものがある部位への直接施術は行いません。血管が拡張している部位を積極的に温めることは避けるべきだからです。

脚に静脈瘤があっても、施術部位を調整することで対応できる場合があります。カウンセリング時に、静脈瘤のある位置と程度、医師の診断を受けているかどうかをお知らせください。

軽度の貧血であれば問題ありませんが、施術中にふらつきを感じる可能性がある点は知っておいていただきたいところです。インディバによって血流が促進されると、一時的に体がだるく感じたり、立ち上がったときにふらついたりすることがあります。

対策はシンプルです。施術前に十分な食事と水分をとっていただくこと。空腹の状態で受けないこと。この2点を守るだけで、多くの場合は快適に受けられます。重度の貧血や鉄剤を服用中の方は、事前にお知らせください。

アトピーについては、施術部位の皮膚の状態がすべてです。炎症を起こしている、ただれている、ひっかき傷があるといった状態の部位には施術を行いません。症状が落ち着き、皮膚が安定している場合は施術可能なことが多くあります。

なお、乾燥肌や敏感肌そのものはインディバの妨げにはなりません。血流改善によって肌の状態が整いやすくなる面もあります。施術中は肌の様子を確認しながら出力を調整しますので、ヒリつきなど違和感があればその場でお知らせください。

婦人科系の治療、更年期のホルモン補充療法、低用量ピルの服用。これらの多くは、施術に大きな支障をきたすものではありません。ただし治療の内容によって配慮すべき点が変わるため、必ず事前にお知らせいただいています。

特に、血栓のリスクに関わる治療を受けている場合は判断が変わります。服用中のお薬の名前が分かる場合はお薬手帳をお持ちいただくと、より正確にご案内できます。

 

主治医に相談するときの、具体的な伝え方

「主治医に相談してください」とお伝えすると、次にこう聞かれることがよくあります。「インディバと言っても、先生は知らないと思うのですが」。もっともなご質問です。

医師にお尋ねいただく際は、商品名ではなく施術の性質で伝えるのが最も確実です。次のように伝えてみてください。

この伝え方であれば、インディバという固有名詞をご存じない医師でも、施術の性質を正確に理解して判断できます。温熱療法は医療現場でも用いられている手法のため、多くの医師にとって判断可能な範囲の質問です。

また、次のように具体的に尋ねると、より実用的な答えが得られます。「入浴やサウナは問題ありませんか」「運動の制限はありますか」。これらに制限がない場合、インディバも同様に問題ないケースが大半です。医師から特に注意点を伝えられた場合は、その内容をそのままカウンセリングでお知らせください。施術計画に反映します。

 

カウンセリングで伝えていただきたいこと

ご予約・お問い合わせの際、次の情報をお伝えいただけると、より安全で的確な施術をご提案できます。すべてが揃っていなくても構いません。分かる範囲で結構です。

お持ちの疾患名と、診断を受けた時期。現在服用しているお薬(お薬手帳があれば確認いただけると確実です)。直近の通院で医師から言われている注意事項。過去に受けた手術と、体内に金属やインプラントが入っているかどうか。そして、施術を受けたい部位と目的です。

これらをお伝えいただくことは、施術を断られるリスクを高めるものではありません。むしろ逆です。情報が少ないほど、安全側に立って「今回は見合わせましょう」という判断になりやすくなります。詳しくお伝えいただくほど、受けられる可能性は広がります。

Foreverからひとこと

美容外科の看護師として働いていた頃、持病を理由にご自分の希望をあきらめてしまう方を数えきれないほど見てきました。そのたびに思うのは、「聞いてみれば道があったのに」ということです。断られるのが怖くて問い合わせられないというお気持ちは、痛いほど分かります。それでも、どうか一度お尋ねください。お断りする場合も、なぜそうなのか、どうすれば可能になるのかを必ずご説明します。何も分からないまま諦めることだけは、しないでいただきたいのです。

 

よくあるご質問

よくあるご質問

高血圧の薬を飲んでいますがインディバは受けられますか?

血圧が安定して管理されている場合、受けられるケースが多いです。まず主治医に施術の可否をご確認ください。当サロンでは施術前後の体調変化に配慮しながら、出力と時間を調整して対応します。

 

糖尿病でも施術は可能ですか?

血糖値が安定していれば可能なことが多いです。ただし神経障害がある場合は熱さの感覚が鈍くなっているため、特に慎重な温度管理が必要です。主治医の許可を得た上でカウンセリングにお越しください。

 

主治医に相談するとき、何と伝えればいいですか?

「高周波(ラジオ波)を使った温熱ケアを受けてよいか」と伝えるのが最も正確です。体の深部を温める施術であること、施術部位、1回の所要時間を添えると、医師が判断しやすくなります。

 

お薬を飲んでいることは必ず伝えないといけませんか?

はい、必ずお知らせください。お薬の種類によって施術内容の調整が必要になる場合があります。お薬手帳をお持ちいただくと確実です。お伝えいただくことで施術をお断りする方向に働くのではなく、安全に受けていただくための調整が可能になります。

 

持病があることを伝えたら、他のサロンで断られました

サロンによって対応方針や知識の範囲は異なります。当サロンは美容外科での看護経験をもとに、状態を確認した上で可能な範囲をご提案しています。他店で断られた場合も、一度ご状況をお聞かせください。

ご予約・お問い合わせ

持病や体質のご相談も、フォームからお気軽にどうぞ。

ご予約はホットペッパービューティーからお願いいたします。

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