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  • 7月23日
  • 読了時間: 6分

更新日:8月2日

この記事でわかること

  • 「術後ケアは不要」という意見が生まれる3つの背景

  • ケアの有無で差が出る部分と、出ない部分

  • 「良いクリニックを選べば不要」という考え方への回答

  • 効果を感じられなかった場合に考えられる原因

「術後ケアなしでも仕上がりは変わらない」「ケアにお金をかけるくらいなら良いクリニックを選ぶべき」という投稿を見ました。実際のところ、どうなのでしょうか。

「術後ケアは必要ない」という意見は、実際にSNS上でよく見られます。この記事では、その意見が生まれる背景を整理した上で、ケアで変えられることと変えられないことを、できるだけ正直にお伝えします。

 

「ケアは不要」という意見が生まれる3つの背景

これは事実です。施術範囲が限定的で、年齢が若く、循環の状態が良好な方の場合、特別なケアをしなくても比較的スムーズに回復されることがあります。その方にとって「ケアは不要だった」というのは、実感に基づく正直な感想です。

ただし、それがすべての方に当てはまるわけではありません。施術範囲が広い方、複数部位を同時に受けた方、もともとむくみやすい方では、経過が大きく異なります。

ケアに通ったが変化を感じられなかった、という声もあります。この場合、いくつかの原因が考えられます。開始時期が適切でなかった、必要な回数に達していなかった、体の状態がケアで対応できる範囲を超えていた、といった要因です。

また、ケアで改善できる範囲を超えた期待を持って通われていた可能性もあります。この点は、施術側が事前に説明すべきことだと考えています。

手術自体が大きな出費であるため、その上にケアの費用が加わることへの抵抗は理解できます。「同じ金額を出すなら、最初から評判の良いクリニックを選ぶべきだった」という考え方も、一つの合理的な判断です。

 

ケアで変えられること、変えられないこと

ここが最も重要な部分です。曖昧にせず、はっきり分けてお伝えします。

この点について、期待を持たせるような説明をするサロンがあるとすれば、それは誠実ではありません。手術結果そのものへの不満がある場合、まず相談すべきは執刀医です。

術後、多くの方に程度の差はあれ拘縮が生じます。これは組織が修復される過程で起きる反応です。この時期に硬さを放置すると、不快感が長引くことがあります。ケアが働きかけるのは、この部分です。

 

「良いクリニックを選べば十分」という考え方について

この意見は、部分的には正しいと考えています。手術の質は仕上がりを大きく左右しますから、クリニック選びが重要であることに異論はありません。

ただ、手術の質と、その後の回復過程は、別の要素です。丁寧な手術を受けた方でも、体は同じように修復反応を起こします。むくみが出ることも、拘縮が生じることもあります。これは手術の良し悪しとは別の、体の自然な反応だからです。

つまり「どちらか一方があれば十分」という関係ではなく、担当する領域が違うということです。手術は形をつくり、回復期のケアはその過程を支える。役割が異なります。

 

ケアが必要かどうかは、状態によって判断する

すべての方に長期のケアが必要だとは考えていません。経過が順調な方に対して、必要以上の回数を提案することはしていません。

判断の目安になるのは、次のような状態です。皮膚の下に硬さを感じる。触ると痛みがある。突っ張り感があって動かしにくい。むくみが長引いている。左右で状態に差を感じる。こうした自覚がある場合は、一度ご相談いただく価値があります。

反対に、痛みも硬さもなく、経過に不安がないのであれば、急いでケアを始める必要はありません。まずは現在の状態を正確に把握することが先です。

 

拘縮という反応について、あらためて

術後ケアの必要性を考える上で、拘縮という反応を理解しておくことが助けになります。

手術によって組織に影響が及ぶと、体はそれを修復しようとします。この修復の過程で、組織が硬く感じられる時期が生じます。これが拘縮と呼ばれる状態です。多くの場合、術後1か月前後に最も強く感じられ、そこから徐々に和らいでいきます。

重要なのは、これが異常な反応ではないという点です。体が正常に修復を進めている証でもあります。ただし、この時期に硬さが強く出ると、動かしにくさや突っ張り感といった日常的な不快感につながります。

術後ケアが働きかけるのは、まさにこの時期です。修復そのものを止めるのではなく、その過程で生じる硬さやむくみに対して、循環を促すことで対応します。

 

ご自身で判断する際の目安

ケアが必要かどうかを、ご自身である程度判断する目安をお伝えします。

硬さについて。皮膚の下に、指で押すと明らかに硬い部分がある。以前より柔軟性が落ちたと感じる。左右で硬さに差がある。

感覚について。突っ張るような感じがあり、動作が制限される。座る、しゃがむ、腕を上げるといった日常動作で違和感がある。

むくみについて。朝と夜で状態の差が大きい。夕方になると重さを感じる。この状態が想定より長く続いている。

これらに該当する場合、ケアによって改善できる余地があると考えられます。反対に、痛みも硬さもなく、日常動作にも支障がないのであれば、経過を見ていただくという判断もあります。

Foreverからひとこと

この問いには、正直にお答えする責任があると思っています。術後ケアを提供している立場ですから、「必要です」と言えば我田引水に聞こえるでしょう。ですので、ケアで変えられる部分と変えられない部分を、はっきり分けてお伝えします。手術の設計そのものは、後からケアで変えることはできません。ケアが関与できるのは、回復の過程で生じる状態に対してです。この線引きを曖昧にしたまま期待を持たせることは、してはいけないと考えています。

 

よくあるご質問

よくあるご質問

術後ケアをしないと、仕上がりに影響しますか?

むくみや拘縮が長く残った場合、その期間の不快感や見た目の状態に影響します。ただし手術そのものの設計を変えるものではありません。ケアが関与するのは回復過程の状態に対してです。

 

良いクリニックで手術すれば、ケアは不要ですか?

手術の質とその後の回復過程は、別の要素です。丁寧な手術を受けた方でも、むくみや拘縮は程度の差はあれ生じます。どちらか一方で足りるという性質のものではありません。

 

術後ケアに通ったのに変わらなかったという話を聞きました

開始時期、回数、体の状態、生活習慣など複数の要因が考えられます。また、ケアで改善できる範囲を超えた状態だった可能性もあります。当サロンでは初回に現状を確認し、改善の見込みを率直にお伝えしています。

 

いつから始めるのが良いですか?

執刀医の許可が出てからが前提です。その上で、硬さを感じ始めた早い段階のほうが対応しやすい傾向があります。まずは現在の状況をお聞かせください。

 

何回くらい通えばいいですか?

状態と目的によって異なります。回数を最初から確約することはできませんが、カウンセリング時に目安をお伝えし、経過を見ながら調整していきます。

ご予約・お問い合わせ

ケアが必要な状態かどうかのご相談も承っています。

ご予約はホットペッパービューティーからお願いいたします。

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