この記事でわかること
術後にかゆみ・乾燥が出やすいとされる背景
掻いてはいけない理由
この時期にできる対処
受診を考えたほうがよい目安
太ももがかゆくてたまりません。ガーメントの下なので掻けず、夜中に目が覚めてしまいます。
術後のかゆみは、痛みや腫れほど話題にならないものの、実際に困っている方の多いお悩みです。特に眠れないほどになると、日中の疲れにもつながります。
この記事では、なぜ起こりやすいとされるのかと、この時期にできることをまとめます。なお、皮膚の状態を判断できるのは手術を受けたクリニックです。気になる症状があるときはそちらを優先してください。
かゆみ・乾燥が出やすいとされる背景
いくつかの事情が重なりやすい時期だといわれています。
まず乾燥です。圧迫着で覆われている間は、皮膚を洗ったり保湿したりする機会が減ります。汗をかいてもすぐに拭えないため、肌の環境が普段と変わります。
次に摩擦。圧迫着の縫い目やずれによって、同じ場所がこすれ続けることがあります。ガーメントのトラブルとしてご相談いただくことも多い部分です。
そして回復に伴う感覚の変化。傷が治っていく過程や、感覚が戻ってくる過程で、かゆみのように感じることがあるとされています。しびれと入れ替わるように出てきた、というお話もあります。
掻いてはいけない理由
かゆいときに掻くと、その瞬間は楽になります。ただ、術後の皮膚にとってはあとに残る影響があります。
ひとつは色素沈着です。繰り返しこすった部分が茶色く残ってしまうことがあります。せっかく体のラインを整えても、肌の色ムラが気になっては本末転倒です。
もうひとつは傷つけてしまうこと。爪で掻いた小さな傷が、そのまま跡になることもあります。特に傷口の周辺は避けてください。
眠っている間に無意識で掻いてしまう場合は、爪を短く切っておく、綿の手袋を使う、といった物理的な工夫が現実的です。
この時期にできる対処
まず冷やすこと。保冷剤をタオルで包んで、かゆい部分にそっと当てます。直接肌に当てないでください。数分で落ち着くことがあります。
次に保湿。ただし、傷の部分に塗ってよいかは状態によって変わります。クリニックに確認してからお使いください。「この保湿剤を使っていいか」と具体的に聞いていただくのが確実です。
そして衣類の見直し。圧迫着の下に薄い綿のインナーを着ることで、摩擦が減ることがあります。素材や着方については、これもクリニックの指示を確認してください。
お風呂の温度を上げすぎないことも一つです。熱いお湯は乾燥につながりやすいとされています。
受診を考えたほうがよい目安
次のような場合は、様子を見ずにクリニックへご相談ください。
赤みが広がっているとき。発疹が出ているとき。じくじくしているとき。強い痛みを伴うとき。 これらは単なる乾燥とは違う可能性があります。
また、圧迫着が当たる特定の場所だけがひどい場合も、着方や種類の見直しが必要かもしれません。相談すれば調整してもらえることがあります。
サロンでできること
当サロンは医療機関ではないため、かゆみの原因を診断したり、薬を出したりすることはできません。
できるのは、圧迫が外れて肌の状態が落ち着いてきたあとの時間を、穏やかに過ごしていただくためのお手伝いです。施術の前には毎回、肌の状態を確認させていただいています。
Foreverからひとこと
かゆみは、痛みほど深刻に受け止めてもらえないことがあります。でも夜中に眠れないほどのかゆみは、それだけで消耗します。美容外科にいた頃も「これくらいで連絡していいのか」と迷って何日も我慢していた方がいました。伝えていただければ、圧迫着を変えるなど手はあります。ひとりで耐えないでください。
よくあるご質問
よくあるご質問
術後に皮膚がかゆくなるのはよくあることですか?
回復の過程でかゆみを感じたというお話は少なくありません。乾燥、圧迫着の摩擦、傷の治りに伴う感覚など、複数の事情が重なりやすい時期です。
かゆいときに掻いてもいいですか?
掻くことで皮膚が傷つき、色素沈着や傷あとにつながることがあります。冷やす、保湿する、衣類を見直すといった方法をまずお試しください。
市販の保湿剤を塗ってもいいですか?
傷の部分に塗ってよいかは状態によります。手術を受けたクリニックに確認したうえでお使いください。
どのくらいで落ち着きますか?
個人差が大きく、圧迫が外れる時期を境に楽になったというお話もあります。長く続く場合や赤み・発疹を伴う場合は受診をご検討ください。
受診したほうがよいのはどんなときですか?
赤み、発疹、じくじくした状態、強い痛みを伴う場合は、自己判断せず手術を受けたクリニックへご相談ください。
ご予約・お問い合わせ
圧迫が外れたあとの肌のケアについてもご相談を承っています。
ご予約はホットペッパービューティーからお願いいたします。



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