この記事でわかること
「痩せてから」派の言い分
「太っているうちに」派の言い分
術後を見ていて思うこと
決めるのはクリニックです
脂肪吸引を考えています。少し減量してからのほうがいいという意見と、脂肪がある今のほうが取れるという意見があって、決められません。
どちらの意見にも理屈があります。結論から言うと、これはクリニックで決めることです。
ただ、言い分の中身を知っておくと、カウンセリングで聞きやすくなります。整理しておきます。
「痩せてから」派の言い分
形を整える手術だから、というのが中心の考え方です。
脂肪吸引は体重を落とす手術ではありません。気になる部分の形を変えるものと説明されることが多いです。
そのため、全体量が落ち着いてからのほうが、仕上がりを見立てやすいという言い分になります。
また、術後に体重が増えれば、残っている脂肪細胞は大きくなります。先に生活習慣を整えておくほうが、変化を保ちやすいという考え方でもあります。
「太っているうちに」派の言い分
取れる量が多いほうが変化が分かりやすい、という考え方です。
また、自力で落ちにくい部位こそ手術の対象なので、そこを先に処理してしまうという発想もあります。
「減量してから」と言われて、そのまま何年も先延ばしになってしまう——これは現実的な指摘だと思います。
術後を見ていて思うこと
当サロンは手術をしません。判断する立場にもありません。そのうえで、術後の方を見てきて感じることをひとつだけ書きます。
術後に体重が大きく動いた方は、経過が読みにくくなる印象があります。
増えれば残った部分が目立ちやすくなり、急に落ちれば皮膚の余りが気になりやすくなります。どちらも「手術の失敗」ではなく、体重の動きによるものです。
ですので、手術の前後で体重が安定しているほうが、ご自身も判断しやすいとは思っています。
これは「痩せてから受けるべき」という意味ではありません。受ける時期がいつであれ、大きく動かさないほうが見やすい、という話です。
決めるのはクリニックです
カウンセリングでは、次のように聞いてみてください。
「いまの状態で受けた場合の仕上がりのイメージは」「減量してから受けた場合との違いは」「先生ならどちらを勧めますか。その理由は」
理由まで聞くことが大事です。理由が説明されれば、ご自分で納得して決められます。
体重と効果の関係は体重やBMIが高くても効果はある?、目標の立て方は目標の決め方をご覧ください。
Foreverからひとこと
この質問はカウンセリング前の方から多くいただきます。私は手術の判断をする立場にないので、答えは出しません。ただ、術後に体重が大きく動いた方の経過は、ご本人にとっても読みにくくなります。「手術のせいなのか、体重のせいなのか」が分からなくなるからです。そこだけはお伝えするようにしています。
よくあるご質問
脂肪吸引は痩せてから受けるべきですか?
一般論では決まりません。体型、部位、目標によって答えが変わるため、手術を検討しているクリニックで判断していただく内容です。
「痩せてから」と言われる理由は何ですか?
脂肪吸引は形を整える手術であり、全体量が落ち着いてからのほうが仕上がりを見立てやすいという考え方です。
「太っているうちに」と言われる理由は何ですか?
取れる量が多いほうが変化が分かりやすいこと、自力で落ちにくい部位を先に処理するという発想、先延ばしを避けるという現実的な理由です。
術後に体重が変わるとどうなりますか?
増えれば残った部分が目立ちやすく、急に落ちれば皮膚の余りが気になりやすくなります。どちらも手術の失敗ではなく体重の動きによるものです。
カウンセリングで何を聞けばいいですか?
いまの状態で受けた場合の仕上がり、減量してから受けた場合との違い、どちらを勧めるかとその理由——理由まで聞くことが大事です。
この記事を書いた人
INDIBA Salon Forever オーナー(元美容外科ナース・インディバスーパーバイザー)
美容外科でナースとして多くの患者さまの術前・術後に関わってきました。私自身も大腿の脂肪吸引を経験し、ダウンタイムの痛みやむくみ、拘縮への不安を身をもって知っています。元美容外科ナースの知識と、術後を乗り越えた自分自身の経験をもとに、記事を書いています。
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