この記事でわかること
その言葉が出てくる背景
答えなくていい
誰に話すかを選ぶ
それでも揺れるときに
友人に整形したことを話したら「そんなの甘えだよ、努力すればいいのに」と言われました。頭では気にしなくていいと分かっているのに、ずっと引っかかっています。
引っかかって当然だと思います。信頼して話した相手から返ってきた言葉なら、なおさらです。
気にしなくていい、で片づけられる話ではありません。少し分解して考えてみます。
その言葉が出てくる背景
「甘え」という言い方には、いくつかの前提が隠れています。
努力すれば変えられるはずだ、という前提。骨格や皮膚の状態など、努力では変わらない部分があることが抜けています。
苦しんだほうが偉い、という価値観。近道を選ぶことを良しとしない考え方です。
相手自身の迷い。これは意外に多いように思います。自分も気になっているけれど踏み出せていない、という気持ちが形を変えて出ることがあります。
答えなくていい
説得しようとしなくて大丈夫です。
「なぜ手術したのか」を丁寧に説明すれば分かってもらえる、と思って話す方がいます。ですが、前提が違う相手には届きにくいことが多いです。
「そうなんだ」で終わらせていいと思っています。同意する必要も、反論する必要もありません。
納得させることと、自分が納得していることは別のことです。
誰に話すかを選ぶ
話す相手を選ぶのは、隠すこととは違います。
全員に話す必要はありません。話して楽になる相手にだけ話す——それで十分です。
一度こうした反応を受けると、次から誰にも言えなくなる方がいます。その孤立のほうが、実はつらいことが多い。
安心して話せる場所をひとつ持っておくことをおすすめしています。サロンがその一つになることもあります。
それでも揺れるときに
術後は、ただでさえ気持ちが不安定になりやすい時期です。腫れている自分を見ながら、他人の言葉を思い出す。これはこたえます。
いま揺れているのは、あなたが弱いからではありません。時期の影響が大きいです。
腫れが引き、生活が戻ってくると、同じ言葉が前ほど刺さらなくなることがよくあります。
いま結論を出さないでください。「受けなければよかったのか」を、いちばんつらい時期に決めなくていいのです。
周囲に伝えるかは家族・パートナーに伝えるか迷ったとき、誰にも言えないつらさは整形したことを誰にも言えないをご覧ください。
Foreverからひとこと
こういうお話を伺うたびに、言った側は覚えていないんだろうな、と思います。言われた側だけがずっと抱えている。施術中にぽつりと話される方が多いテーマです。私は「そうですか」と聞くだけですが、それでいいのだと思っています。否定も肯定もせず、ただ聞く場所が一つあること。それが役に立つ場面があると感じています。
よくあるご質問
「整形は甘え」と言われて傷つきました
引っかかって当然です。その言葉には、努力すれば変えられるはずという前提や、苦しんだほうが偉いという価値観が隠れています。あなたの選択の評価ではありません。
きちんと説明したほうがいいですか?
説得しようとしなくて大丈夫です。前提が違う相手には届きにくいことが多く、「そうなんだ」で終わらせていいと思っています。
もう誰にも言えません
全員に話す必要はありません。話して楽になる相手にだけ話せば十分です。ただ、安心して話せる場所をひとつ持っておくことをおすすめしています。
気にしすぎでしょうか?
術後は気持ちが不安定になりやすい時期です。いま揺れているのは弱いからではなく、時期の影響が大きいと考えています。
受けなければよかったのか分からなくなりました
いちばんつらい時期に結論を出さないでください。腫れが引き生活が戻ってくると、同じ言葉が前ほど刺さらなくなることがよくあります。
この記事を書いた人
INDIBA Salon Forever オーナー(元美容外科ナース・インディバスーパーバイザー)
美容外科でナースとして多くの患者さまの術前・術後に関わってきました。私自身も大腿の脂肪吸引を経験し、ダウンタイムの痛みやむくみ、拘縮への不安を身をもって知っています。元美容外科ナースの知識と、術後を乗り越えた自分自身の経験をもとに、記事を書いています。
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