この記事でわかること
なぜ真逆のことが言われるのか
逆効果になりうるのはどんなときか
誰が行うかで話が変わる
当サロンでの考え方
クリニックでは「早めに揉んだほうがいい」と言われたのに、ネットでは「揉むと逆効果」と書いてあります。どちらが正しいのでしょうか。
混乱されるのは当然だと思います。どちらも、条件つきでは正しいことを言っています。
分かれ目は「時期」「強さ」「誰が」の3つです。順に見ていきます。
なぜ真逆のことが言われるのか
「揉んだほうがいい」という説明は、拘縮を意識したものです。術後に硬さが出て、放っておくと動かしづらくなる時期があります。
「揉むと逆効果」という説明は、早すぎる時期や強すぎる圧を想定したものです。
つまりどちらも「いつ、どのくらいで」を省略しているために、正反対に聞こえてしまうのです。
逆効果になりうるのはどんなときか
時期が早すぎる場合。組織が落ち着く前に強い刺激を加えると、内出血や腫れが増すことがあります。
強さが過ぎる場合。「痛いほど効く」という発想が、いちばん危ないところです。痛みは止めるサインです。
感覚が鈍っている部位を扱う場合。しびれが残っていると、力の入れすぎに自分で気づけません。
炎症のサインがある場合。赤み、熱感、急な腫れ、発熱があるときは、揉むどころではありません。まず受診です。
誰が行うかで話が変わる
同じ「マッサージ」という言葉でも、中身がまったく違います。
クリニックで受けるもの。術式と経過を把握したうえで行われます。指示があれば、それに従うのが基本です。
術後を専門にしていないお店で受けるもの。ここは慎重になっていただきたいところです。術後であることを必ず伝えてください。
ご自分で行うもの。いちばん力加減が読めません。自己流で強く押して内出血を増やしてしまった方を、実際に見ています。
「誰かに任せれば安全」ではありません。術後を扱い慣れているかどうかが分かれ目です。
当サロンでの考え方
当サロンで行っているのは、強く揉みほぐす施術ではありません。
やさしくあたためていくことを中心に、その日の状態に合わせて進めています。硬さが気になる時期の過ごし方として選ばれています。
開始の時期は、担当医の許可を確認してからです。ここは例外を作っていません。
痛みが出る強さでは行いません。「我慢したほうが効く」という進め方はしていません。
他の施術との順番は施術後にマッサージを受けてもいい?、家でできることは術後の自宅ケアをご覧ください。
Foreverからひとこと
「痛いほうが効いている気がする」とおっしゃる方は多いです。でも術後に関しては、痛みは我慢するものではなく、止める合図だと思っています。ナースだったころ、強く押しすぎて内出血を広げてしまった例を見ました。良かれと思っての行動なので、責める気にはなれません。だからこそ、はっきりお伝えするようにしています。
よくあるご質問
術後にマッサージはしたほうがいいですか?
時期と強さによります。まずは手術を受けたクリニックの指示を優先してください。術式も吸引量も人によって違うためです。
逆効果になるのはどんなときですか?
時期が早すぎる、強さが過ぎる、感覚が鈍っている部位を扱う、炎症のサインがあるときです。痛みは止めるサインだと考えてください。
自分で揉んでもいいですか?
自己流はいちばん力加減が読めません。強く押して内出血を増やしてしまった方を実際に見ています。強い圧は避けてください。
普通のマッサージ店に行っても大丈夫ですか?
術後であることを必ずお伝えください。術後を扱い慣れているかどうかが分かれ目になります。
インディバは揉む施術ですか?
強く揉みほぐす施術ではありません。やさしくあたためていくことを中心に、その日の状態に合わせて進めています。
この記事を書いた人
INDIBA Salon Forever オーナー(元美容外科ナース・インディバスーパーバイザー)
美容外科でナースとして多くの患者さまの術前・術後に関わってきました。私自身も大腿の脂肪吸引を経験し、ダウンタイムの痛みやむくみ、拘縮への不安を身をもって知っています。元美容外科ナースの知識と、術後を乗り越えた自分自身の経験をもとに、記事を書いています。
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