この記事でわかること
術後に便秘が起こりやすいとされる背景
この時期にできる、無理のない工夫
やらないほうがよいこと
受診を考えたほうがよい目安
手術から4日経ちますが、まだお通じがありません。お腹が張って苦しいのに、誰に聞いていいのかわからなくて。
術後に便秘が続くというお話は、当サロンでも少なくありません。痛みや腫れと違って人に話しづらく、ひとりで抱えてしまいやすいお悩みでもあります。
この記事では、なぜこの時期に起こりやすいとされるのか、そしてどう過ごすかをまとめます。ただし、体の状態を判断できるのは手術を受けたクリニックです。気になる症状があるときは、そちらを優先してください。
術後に便秘が起こりやすいとされる背景
ひとつの原因ではなく、いくつかの事情が重なりやすい時期だといわれています。
まず麻酔と痛み止めです。手術で使われる薬剤の中には、腸の動きをゆるやかにする性質を持つものがあるとされています。痛み止めを続けて服用している期間は、その影響が続くことがあります。
次に活動量の低下。術後は動くこと自体がつらく、横になっている時間が長くなります。歩く量が減ると、それに合わせて腸の動きも鈍くなりやすいといわれています。
そして食事量と水分量の減少です。食欲が落ちていたり、トイレに立つのが億劫で水分を控えてしまったりすると、それも重なります。
腹部を手術している場合は、圧迫ガーメントによる締めつけを感じる方もいらっしゃいます。
この時期にできる、無理のない工夫
まず水分をとること。冷たい飲み物より、常温か温かいものを少しずつ。一度にたくさんではなく、こまめに口にするほうが続けやすいと思います。
次に動ける範囲で歩くこと。運動というほどのものでなくて構いません。部屋の中を往復する、トイレに立つついでに少し遠回りする、その程度からで十分です。無理をして痛みが出るようなら、そこでやめてください。
食事は、食物繊維を含むものを少しずつ。とはいえ食欲がない時期に「食べなければ」と思うのもつらいものです。スープや汁物など、水分と一緒にとれるものから始めるのが現実的だと思います。
朝起きたら白湯を一杯、といった小さな習慣も、体のリズムを取り戻すきっかけになることがあります。
やらないほうがよいこと
まず市販の便秘薬を自己判断で飲むこと。術後は処方された痛み止めや抗生剤を服用中のことが多く、飲み合わせの問題があります。使いたい場合は、必ず手術を受けたクリニックに確認してください。
次にお腹を自分で強く押したり揉んだりすること。腹部の脂肪吸引を受けている場合、その部位はまだ回復の途中です。「腸を動かそう」として刺激を加えるのは避けてください。
また、いきむことで傷や腫れに負担がかかることもあります。長くトイレにこもるより、いったん切り上げて時間をおくほうが体に優しいことが多いです。
受診を考えたほうがよい目安
次のような場合は、我慢せずクリニックへご連絡ください。
強い腹痛があるとき。吐き気や嘔吐があるとき。お腹の張りが続いて苦しいとき。 これらは自宅での工夫で様子を見る範囲を超えている可能性があります。
「こんなことで連絡していいのだろうか」と迷われる方が多いのですが、術後の経過を把握しているのは手術を受けたクリニックだけです。サロンでは判断できない領域ですので、遠慮なく頼ってください。
サロンでできること、できないこと
当サロンは医療機関ではありません。便秘の原因を調べたり、治療したりすることはできません。
お手伝いできるのは、経過が落ち着いてからの時間です。ダウンタイム中の過ごし方についてのご相談は承っていますので、お気軽にお話しください。
Foreverからひとこと
美容外科で働いていた頃、便秘のご相談は本当に多くありました。ただ、みなさん最後のほうに小さな声でおっしゃるんです。痛みや腫れは聞きやすいけれど、お通じのことは言いづらいのだと思います。でもこれは、術後によくある経過のひとつです。恥ずかしいことではありませんので、つらいときは早めに伝えてください。
よくあるご質問
よくあるご質問
脂肪吸引の後に便秘になるのはよくあることですか?
術後にお通じが止まったというお話は少なくありません。麻酔・痛み止め・圧迫・活動量の低下など、要因が重なりやすい時期だとされています。
いつごろ戻ることが多いですか?
動ける範囲が広がり、食事量が戻るにつれて落ち着いていくことが多いようです。ただし個人差があり、長く続く場合は受診をご検討ください。
市販の便秘薬を飲んでもいいですか?
術後は処方薬を服用中のことが多いため、自己判断での併用は避けてください。手術を受けたクリニックにご相談ください。
お腹を自分でマッサージしてもいいですか?
腹部を手術している場合、その部位への刺激は避けてください。可否と時期はクリニックにご確認ください。
受診したほうがよいのはどんなときですか?
強い腹痛、吐き気、お腹の張りが続く場合は、我慢せず手術を受けたクリニックへご連絡ください。
ご予約・お問い合わせ
ダウンタイム中の過ごし方についてのご相談も承っています。
ご予約はホットペッパービューティーからお願いいたします。



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